就活コラム
まめ知識 2018/05/22

新規営業は大変なのか?

日々たくさんの就活生の方と面談させていただく中でよくあるのが、
「営業志望ですが、新規はできれば嫌です」「ルート営業がいいです」
という件です。

ご覧いただいている就活生の方であれば、「自分もそうだ」となるかもしれませんが
これは一概に言えないのではないでしょうかと、いつも説明をしています。

営業には大きく分けて「新規先営業」「既存先(ルート)営業」の2つがあるのは前述の通りです。

そして、新規先営業が敬遠されがちなのは
「断られるが嫌」
「文句を言われそう」
「販売(契約)が難しそう」
というようなことがあげられると思います。これをもってして、消去法に近い形で既存先営業がいいと思っている方が多いのではないでしょうか。

 

では、反面で既存先営業の難しさをイメージされたことはありますか?
「新規先営業と違い、お客さんを選ぶことができない(決められた先から売上をとらなければならない)」
これはこれで難しいことです。

例えば、いつも同じ商品ばかりを勧めてくる営業では、お客さんにも飽きられてしまうかもしれませんし営業として居る必要がありません。常にお客さんの為になるような、新しい商品なり企画なりを提案していかなければなりません。
さらに信頼が確固たるものになっていればいいですが、
「前の担当だったらこうしてくれたのに」等があっても、決められたお客さん(ルート)からしっかり売上を作らなければなりません。

 

ではでは、逆に同様の場面で新規営業ではどうでしょうか。
「ウチはそれはいらない」と言われれば「わかりました。またお願いします」といって帰り、必要としてくれるお客さんを探せばいいのです。
たまに怒鳴られたり、邪険にされたりすることは確かですが、その商品または契約を必要とするお客さんは必ずいますのでそれを次に探しにいくだけです。10件行ってダメなら、100件行けば解決することがほとんどです。

 

実際に私は両方とも経験してますが、どちらがいいとは言い切れないかなと考えています。
少しでも参考になれば幸いです。