就活コラム
自己PR 2018/04/13

本当に自己PRできてる?

PRしなければ意味がない

自己PRを作る上でよくある失敗が「PRしていない文章をたくさん書いてしまう」ことです。 例えばこんな自己PR。

私の長所は「粘り強さ」です。
大学時代は焼肉店の厨房のアルバイトに力を入れてきました。 アルバイトは私を含めて5人しかおらず、いつも人員不足の状態が続いていました。 特に土曜日・日曜日には行列ができるほどの人気店であり、5人全員が出勤しても手一杯でした。 しかし、そんな中でも私はあきらめたり弱音を吐いたりせず、とにかく早く仕事を回すことに全力を注ぎました。 その結果店長から評価され、アルバイトリーダーの役割を与えられました。

ここで問題なのが太字部分。見て分かるように、文章の半分以上が「状況説明」に終始しており、 一番大切な「どう頑張ってきたのか」ということがほとんど記載されていません。

 状況説明は最低限に

自己PRはエントリーシート ならせいぜい400文字。面接でも1分~2分。 無駄な文を入れる余裕はありません。ですからできる限り状況説明は簡潔に書きましょう。 上記の自己PRであれば、「大学時代は焼肉店のアルバイトに力を入れてきました。」以外の説明(太字部分)は、 その後に続く「行動」の中で軽く触れるだけで十分ですから、思い切って全部消してしまいましょう。 そして残りはどんな努力をしてきたのかをもっと具体的に書いていけばいいのです。 あなたの自己PRも一度見直してみましょう。「余計な説明」ばかり書いていませんか?